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安保関連法案廃案へ 和大有志の会
2015-08-14(金) 17:45

 国会で審議中の安全保障関連法案は違憲であり、戦争法案だとして、和歌山大学の教員や元教員らが法案の廃案を求める有志の会を結成しました。今後、署名活動などを行いながら、法案に反対する人たちと連帯していくとしています。
 発足したのは、「安全保障関連法案の廃案を求める和歌山大学有志の会」で、今日、事務局長を務める教育学部の越野章史准教授らよびかけ人が和歌山市で会見を開きました。よびかけ人の中心は教育学部の教員や元教員で、会では、「安保関連法案は違憲で、民間人の徴用や徴兵制に至るより危険な法律の制定に道を開くもの。紛争や戦争への介入、参戦を可能にする戦争法案だ」としています。
 また会では、「法案が成立すれば大学の自由な研究や教育が否定され、若者を戦場に送る恐れが高まる」などとしていて、今後、署名活動や学習会の開催などを通じて、大学職員や学生、卒業生をはじめ、一般市民の賛同も得ていきたいとしています。