「和大で考える安保法案」シンポジウム 開催

 2015年8月29日午後、和歌山大学基礎教育棟G-103教室で「和大で考える安保法案」シンポジウムが開かれ、75名が参加しました。内田みどり氏(教育学部教授・政治学)の講演、越野事務局長の100大学共同行動の参加報告、リレートークに参加者は熱心に聞き入りました。
 講演では、「集団的自衛権」の成立史と概念の曖昧さ、大国が国際介入する口実にされてきた事実、国際法の世界では自衛は権利ではなく違法性を免除してもらえる行為とされつつある、など新鮮な内容が多くありました。「国連PKO活動」についても停戦合意が壊れやすい地域への派遣の危険性など指摘されました。
 リレートークは、若い卒業生や在学生のセンスの良さや考えの確かさがうかがえるトークに続いて、事務職員、障害児教育の教授、名誉教授らが専門性と経験を生かして広げつつ、最後に運動の先頭に立っている弁護士の立場から今後の県内の運動についての紹介がありました。
 閉会挨拶では、本日会場に集った力を大切に、大同団結して安保法制廃案の声を周囲に広げようと訴えられました。




▲ 講演に聞き入る参加者




▲ 内田みどり氏講演




▲ 「100大学共同行動」参加報告する越野事務局長


















▲ リレートーク




▲ 閉会挨拶